活動報告

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令和2年度第1回市民ボランティア講座『子どもの居場所づくりフォーラム』を開催しました

日時:令和2年11月29日(日)
場所:弘前市総合学習センター大会議室

弘前大学地域創生本部ボランティアセンターでは,一般社団法人みらいねっと弘前と共催で,令和2年11月29日(日)に弘前市総合学習センター大会議室にて,今年度1回目となる市民ボランティア講座「人が繋がる地域の居場所づくりについて」を対面型とオンラインのハイブリットで開催しました。本センターでは平成27年度から,弘前市,社会福祉法人弘前市社会福祉協議会と連携し,弘前市内の生活困窮世帯の小・中学生を対象に,子ども達の学力向上を通じて貧困の連鎖を断ち切ることを目的とした学習支援活動を行ってきました。また,昨年度からは子どもの貧困問題へ積極的に取り組み,公開講座の実施や青森県社会福祉協議会等と連携し,市内子ども食堂の充実に向けた取組を実施してきました。本講座は,子どもが自分らしく過ごせる子供の居場所づくりにかかわる人々と、よりよい子どもの居場所をどのように作り上げていくかを語り合うことを目的として開催されました。

当日は、会場での参加が48名、オンライン(ZOOM)での参加が14名、青森市に設置されたパブリックビューイングからの参加が10名,合計で72名の参加がありました。講演中のワークでは、初対面同士でありながらも、参加者同士が活発に意見交換をしあう場面がみられました。また、会場とオンラインの参加者から講師やシンポリストに対して、事業モデルやボランティア活動など様々な観点から活発に質問があり、参加者が一体となって子どもの居場所づくりについて考える機会となりました。

本講座は2部構成で開催され、第1部は基調講演として、石巻市こどもセンターらいつ事務局長 吉川恭平氏を講師に迎え、「子どもの育ちとよりよい居場所づくり」をテーマとして、講演が行われました。講演では、子どもセンターらいつのコンセプトや建設プロセスについて説明があった後、子どもが安心して自分らしくいられる環境づくりや、子どもが1人の主体としていられる環境づくり、地域で子どもを見守る環境づくりについて講演がありました。その中で、子どもを1人の人として向き合い、話を聞き、声を拾い上げる大人の存在の重要性などについて講演がありました。

第2部は、基調講演講師の吉川氏、子ども食堂すこやかプロジェクト事務局長 佐藤まさ 氏、株式会社池田介護研究所代表取締役 池田右文氏の3名をパネリストに迎え、本学人文社会科学部教授・ボランティアセンター長 李 永俊の進行のもと、「子どもにとってよりよい居場所づくりのつくり方」をテーマとしたパネルディスカッションが行われました。まず、佐藤氏、池田氏から、現在行っている事業について説明があったのち、参加者との間で議論が交わされました。参加者からは、金銭面や物資面のやりくりに関する内容など、運営面に関して、より具体的な質問が挙がるなど、パネリスト・参加者双方でよりよい子どもの居場所をつくるために必要なことを真剣に考える時間となりました。

本センターでは今後も地域課題解決に資する様々な取組を行っていく予定です。

 
 


令和2年度第1回野田村支援交流活動をオンライン上で開催しました

日 時:令和2年7月26日(日)14:00~15:30
場 所:ZOOMビデオ会議
弘前市民文化交流館ホール(パブリックビューイング弘前会場)
野田村新町地区コミュニティーセンター(パブリックビューイング野田会場)

弘前大学地域創生本部ボランティアセンターは令和2年7月26日(日)に今年度第1回目となる野田村支援交流活動として,ZOOMを利用したオンライン茶話会を開催しました。

本学ボランティアセンターでは,平成23年3月11日に発生した東日本大震災によって甚大な被害を受けた岩手県九戸郡野田村へ,震災直後から人的支援を開始し,毎年継続的な支援を行っており,今年度で10年目となります。近年では,災害復興支援から交流活動に方針を移し,地域コミュニティ活性化のため,盆踊り祭りの実施補助など,村民の方々の暮らしとニーズに寄り添った活動を行ってきましたが,今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から,対面式の活動を中止し,オンライン上での交流活動にシフトしました。

初めての試みとなるオンライン茶話会は,ZOOMのビデオ会議を利用し,野田村新町地区コミュニティーセンターの野田村会場と弘前市民文化交流館ホールの弘前市会場の二つのパブリックビューイング会場,自宅にいる学生等をつないで実施しました。

オンライン上では,自己紹介や近況報告,ラジオ体操や弘前にまつわるクイズなどを行い,参加者がお互いの元気な姿を見せ合い,交流を行いました。中には「こんなに野田村へ訪れなかったのは震災以降初めて」と話す参加者もおり,「画面上ではあるが元気な顔を見ることができて安心した」という声も聞かれました。また,「オンラインで会えたことは嬉しいが,やっぱり直接会って空気感を感じたい」「コロナ禍が終わったら,また野田村で美味しいものを食べたい」「直接訪れたい気持ちがより大きくなった」など,対面式の活動に思いを寄せる声も多くありました。

当該活動へは,本学関係者8名(学生5名,教職員3名),本学OB1名,弘前市職員4名,他大学教員3名,弘前市民16名,野田村村民9名の計41名の参加がありました。

当センターでは,交流活動を中心とした継続的な支援によって,大災害を風化させることなく,次世代へ継承することが重要であると考えており,今後も野田村での支援交流活動を続けていく予定です。また,対面式の活動が制限される中,オンライン上でできる活動について調査し,本センターのマンパワーを地域課題の解決に向けて最大限活かせるように活動してまいります。