- 令和4年度野田村交流活動(追悼行事)
- 令和4年度弘前大学地域創生本部ボランティアセンター活動報告会を開催
- 令和4年度第3回市民ボランティア講座『「子どもの権利条約」とは~青森県子どもの権利擁護委員に聞く~』を開催
- 研究体験事業「大学の研究ってなにしてるの?」を開催
- 令和4年度第2回野田村支援交流活動「野田村クリスマス会」を開催
- 令和4年度第2回市民ボランティア講座『避難所運営訓練』を開催
- 令和4年度第1回市民ボランティア講座『子どもの居場所づくり実践研修会』を開催
- 令和4年8月大雨災害支援金募金活動を実施
- 青森県警察サイバー防犯ボランティア委嘱状交付式を開催
- ウクライナ人道支援募金活動を実施
令和4年度野田村交流活動(追悼行事)を実施
日時:令和5年3月11日(土)14:30~15:10
場所:野田村ほたてんぼうだい
弘前大学地域創生本部ボランティアセンターでは,令和5年3月11日(土)に令和4年度野田村交流活動(追悼行事)のパブリックビューイングを開催しました。
今年度の野田村交流活動(追悼行事)では,現地へは教員と学生のみが参加し,追悼行事と野田村の復興状況のリポートが行われました。パブリックビューイングは土手町コミュニティパーク内コミュニケーションプラザ多目的ホールにて開催され,9名の方が参加,7名の方がZoom上から参加しました。
前半では,震災の記憶,経験や教訓を忘れず後世に伝承するために設置された「野田村復興展示室」の様子を紹介し,追悼式会場である「ほたてんぼうだい」への移動中には,現在の野田村の町の様子をバス内から中継しました。
後半は,ほたてんぼうだいに設置された大津波記念碑の前で東日本大震災追悼行事が行われ,地震発生時刻の14時46分にサイレンが鳴り,黙とうが行われました。
参加者からは,「弘前の地にいても,3.11を忘れず亡くなった人たちを悼みたい」「野田村の皆さんとの交流を続けてほしい」などの感想が寄せられました。
令和4年度弘前大学地域創生本部ボランティアセンター活動報告会を開催
日時:令和5年3月10日(金)18:30~20:30
場所:弘前市民文化交流館ホールおよびZoom
弘前大学地域創生本部ボランティアセンターでは,令和5年3月10日(金)に弘前大学地域創生本部ボランティアセンター活動報告会を弘前市民文化交流館ホールおよびZoom配信のハイブリッド形式で開催しました。
本報告会は,弘前市と協力して行った令和4年8月大雨災害支援ボランティアを中心に,本学地域創生本部ボランティアセンターの1年の活動を振り返るとともに,現在抱えている課題を洗い出し,次年度以降の運営に役立てること,および弘前市民のボランティア活動への理解を深め,活動参加を推進していくことを目的として開催し,Zoom参加者8名,登壇者6名を含む約30名の参加がありました。
前半では,初めに青森中央学院大学経営法学部准教授 中村 智行氏より,昨年の大雨災害における鰺ヶ沢町での浸水被害状況についての調査報告や,住民の避難行動に関する研究の報告がありました。次に,弘前市農林部りんご課長 澁谷 明伸氏より,弘前市内の被害状況やりんご園地清掃ボランティア活動に関する報告,ボランティア活動参加者の声の紹介等がありました。続いて,本学柔道部 村上 昴藍氏,人文社会科学研究科 塚本 晴智氏より,弘前市内りんご農園清掃ボランティア活動に参加した際の様子,感想が述べられました。その後,李永俊センター長と4名の発表者によって,今後の災害支援活動に関する意見交換がされました。
後半では,当センターの学生ボランティアから今年度の活動報告が行われました。学生は,野田村支援交流活動や学習支援ボランティアについて,参加後に自身が感じたことなどを述べました。
令和4年度第3回市民ボランティア講座「『子どもの権利条例』とは~青森市子どもの権利擁護委員に聞く~」を開催
日時:令和5年2月18日(土)14:00~16:00
場所:弘前大学人文社会科学部4階多目的ホール
弘前大学地域創生本部ボランティアセンターでは,令和5年2月18日(土)に弘前大学 人文社会科学部4階多目的ホールおいて,今年度3回目の市民ボランティア講座「子どもの権利条例」~青森市子どもの権利擁護委員に聞く~を実施しました。
本講座は,近年家庭における虐待や,学校等におけるいじめが社会問題になっている中で,市内の子ども居場所づくりや子ども食堂に携わるなど,子どもの支援に関わるスタッフや,保護者,地域住民と共に「子どもの権利」について学ぶことにより,「子どもの権利条例」の意義を考えることを目的に実施し,当日は学生4名,市民8名,その他スタッフの計18名が参加しました。
最初の基調講演では,北里大学獣医学部教授・本学名誉教授の宮﨑秀一先生から,「青森市子どもの権利条例について」と題し,子どもの権利に関する基本的な内容と,青森市の子どもの権利条例についてご講演いただきました。条例の周知・国の取り決めのみに留まらず,自治体で条例をつくることの意義について説明がありました。
続いての基調講演では,青森市子どもの権利擁護委員で本学大学院教育学研究科教授 小林央美先生、沼田法律事務所弁護士 沼田 徹 氏により,「子どもの権利擁護委員の活動から考える子どもの権利」と題し,擁護委員としての取り組みや、相談時に気を付けていること,子どもと触れ合う中で感じたことなど,具体的な体験談について紹介されました。
第2部では,本学ボランティアセンター長の李 永俊教授がコーディネーターとなり,子どもの権利条例への期待と可能性そして課題をテーマにパネルディスカッションが行われ,参加者との活発な意見交換の場となりました。
研究体験事業「大学の研究って何してるの?」を開催
日時:令和5年2月11日(土)11:00~14:10
場所:弘前大学文京キャンパス
弘前大学ボランティアセンターは,令和5年2月11日(土)に,本センターが支援する学習支援室や学習支援活動への参加児童を対象に,研究室訪問事業として「大学の研究ってなにしてるの?」を実施しました。
本事業は学習支援事業の一環として,学習支援へ参加している児童を対象として,弘前大学の研究に触れてもらい,大学についての理解を広げるとともに,大学の研究に触れることによる刺激を与えることを目的として実施されました。当日は参加児童の皆様に,本学ボランティアセンターの学生ボランティアとともに,テーマの異なる2つの講義を体験していただきました。
まずはじめに,人文社会科学部 近藤 史 准教授より「チョコレートの秘密」をテーマとした講義が行われました。子どもたちは,時にはチョコレートの原材料を触ったりにおいをかいだりしながら,チョコレートの製造過程,またチョコレートや主たる原料生産国・輸入国の歴史について学びました。
次に,農学生命科学部 矢田谷 健一 助教より「自然豊かな川にしたい」をテーマとした講義が行われました。講義では,ウナギが水の流れに逆らって泳いでいく様子を,実験を通して観察しながら,「魚道」およびそれにまつわる研究について学びました。
子どもたちは,資料や実験を熱心に見つめたり,自分から発言したりするなど,大変興味深そうな様子でした。また,学生ボランティアや教員と子どもたちが笑顔で会話する場面もあり,講義は和やかな雰囲気で進んでいきました。
令和4年度第2回野田村支援交流活動「野田村クリスマス会」を開催
日時:令和4年12月24日(土)14:00~16:30
場所:野田村総合センター
弘前大学地域創生本部ボランティアセンターでは,令和4年12月24日(土)に野田村支援交流活動として「野田村クリスマス会」を開催しました。
本学ボランティアセンターでは,東日本大震災発生直後から野田村へ赴き,支援交流活動を実施してきました。今回の交流は,岩手県野田村にある野田村総合センターで実施され,本学教員1名、ボランティア学生6名,野田村の児童10名の計17名の参加がありました。
クリスマス会では,初めに弘前市のストリートスタジオFUNKYSTADIUMのインストラクター2名によるダンスパフォーマンスやダンスレッスンが行われました。コロナ下でまだまだ活動が思うようにできない中,体を動かしながら参加者全員で楽しみ,有意義な時間を過ごしました。ダンスレッスンの後は,スパンコールや空き瓶を利用したスノードームづくりを行いました。児童たちは,学生ボランティアの説明を聞きながら,思い思いに材料を組み合わせてスノードームを制作していました。
令和4年度第2回市民ボランティア講座『避難所運営訓練』を開催
日時:令和4年11月26日(土)10:00~12:40
場所:弘前大学大学会館3階大集会室
弘前大学地域創生本部ボランティアセンターでは,令和4年11月26日(土)に弘前大学 大学会館 3階大集会室において,今年度2回目の市民ボランティア講座「避難所運営訓練」を一般社団法人男女共同参画地域みらいねっとと共催で実施しました。
本講座は,男女共同参画の視点を取り入れた避難所運営訓練を通し,弘前大学の学生や地域の方々と一緒に避難所づくりや要配慮者の支援の仕方,コロナ禍における避難者の受入体験を実施し「誰一人取り残さない」地域防災を学ぶ防災教育プログラムとして実施しました。当日は学生7名,市民18名,その他学生ボランティア,スタッフの計34名が参加しました。
本講座は,3部構成となっており,第1部のオリエンテーションでは,一般社団法人男女共同参画地域みらいねっと代表理事 小山内 世喜子 氏による講話があり,男女共同参画の視点からの避難所運営に関するポイントについて説明がありました。
第2部の班別訓練では,「総務・情報班」「乳幼児世帯班」「高齢者等要配慮者スペース」「施設管理班」に分かれ,実際に避難所づくりに使われるテントやパーテーション,段ボールベッド等を組み立て,避難所運営のためのスペースづくりを体験しました。初めて体験する方が多い中,お互いに声を掛け合い,時には各自で説明書を参考にしながら,組み立てを行っていきました。
第3部では,設営された各スペースの見学と各班による設営の感想発表,防災袋や簡易トイレの紹介が行われ,参加者は,要支援者に合わせ区切られたスペースや各種物資,避難所全体の様子等を熱心に観察していました。様々な体験の後,「いろんな事情を抱えた人たち毎に様々な要望があり,それを踏まえて避難所のルールを決めるのが大変だった」「今までは災害をどこか遠い存在のように思っていたが,このような機会があってよかった」などの感想が聞かれました。
最後に,小山内代表理事から,災害時に大事なこととして「自分の命は自分で守る」ことや「互いへの思いやりを忘れない」こと,また「性別にとらわれずひとりひとりの能力を認め合い活かしあう」ことなどが挙げられ,本講座は幕を閉じました。
令和4年度第1回市民ボランティア講座『子どもの居場所づくり実践研修会』を開催
日時:令和4年9月10日(土)14:00~17:00
場所:弘前大学人文社会科学部4階多目的ホール
弘前大学地域創生本部ボランティアセンターでは,一般社団法人みらいねっと弘前と共催で,令和4年9月10日(土)に,今年度1回目となる市民ボランティア講座「広げよう!子どもの居場所!子どもの居場所づくり実践研修会」を,人文社会科学部4階多目的ホールおよびオンラインでのハイブリッド形式で開催しました。
本講座は,よりよい子どもの居場所をどのように作り上げていくかを語り合うことを目的として開催され,子ども食堂の運営者や大学生など,対面とオンライン参加者を合わせ,30名ほどが参加しました。
基礎講座では,「子どもの居場所づくりの重要性と全国の動向」をテーマに,認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ 理事長 湯浅 誠 氏による講演が行われ,他県の事例を紹介しながら,子どもが少なくなってきているからこそ,行政サービスとは違う視点での自由な発想による居場所づくり,多世代交流,地域づくりの場が大事であること,また,地域の様々な人々と交流した体験が,貧困家庭やひとり親家庭に限らない多くの子どもの将来につながること,それが地域の人材育成にもなることが述べられました。
引き続き,「弘前市における現状とそれを支える地域活動の取り組み」をテーマに,弘前大学の李 永俊 ボランティアセンター長による講演が行われ,弘前市内にこども食堂等が増えてきた一方で,若者の流出が止まらず人材が不足している現状を述べ,こども食堂等の運営者同士が協力するネットワークの強化や,支援を受けた若者が将来地元に残り,進んで支援活動をするようになるサイクルをつくることの重要性が述べられました。 次に,湯浅氏と李センター長,一般社団法人みらいねっと弘前 代表理事 鹿内 葵 氏の3名によるシンポジウムが行われ,こども食堂等の職員を確保することの難しさ,異世代の利用者に一緒に利用してもらえる取組等に関する具体的な質問が挙がり,シンポジスト・参加者双方でよりよい子どもの居場所をつくるために必要なことを真剣に考える時間となりました。
令和4年8月大雨災害支援金募金活動を実施
期 間:令和4年10月22日(土)~令和5年3月11日(土)
募金箱設置場所:弘前大学地域創生本部ボランティアセンター(文京キャンパス大学会館2階)
【募金総額】21,100円
令和4年8月上旬に東日本を中心に記録的な大雨が襲い,川の氾濫,橋の崩落,土砂崩れ,農地の浸水被害等,各地で災害が発生し,停電,断水などライフラインが寸断され,甚大な被害が報告されました。
地域創生本部ボランティアセンターでは当該災害に対し,災害緊急対応として,本センター前(弘前大学大学会館2階)に募金箱を設置し,募金活動を実施しました。
青森県警察サイバー防犯ボランティア委嘱状交付式を開催
日 時:令和4年6月6日(火)11:30~12:00
場 所:弘前大学創立50周年記念会館2階 岩木ホール
委嘱学生数:5名
青森県警察本部と弘前大学地域創生本部ボランティアセンターは,令和4年6月6日(月),弘前大学総合教育棟2階 大会議室にて,令和4年度の『弘前大学学生に対する青森県警察サイバー防犯ボランティア委嘱状交付式』を開催しました。
本学ボランティアセンターでは,平成29年度から青森県警察本部が実施するサイバー防犯に係る取組の一環であるサイバー防犯ボランティアへの参加学生募集及び派遣に対して協力を行ってきました。
交付式では,出席した3名の学生を代表して人文社会科学部3年 岡本 侑大さんが委嘱状の交付を受け,続けて決意表明として「安全・安心なサイバー空間の確保に貢献する」と力強い言葉で宣誓を行いました。続いて,青森県警察本部サイバー犯罪対策課長の上原 健治 氏及び本学ボランティアセンター長の李 永俊から,ボランティア学生へ期待と激励の言葉がありました。
委嘱を受けた5名の学生は,任期である令和5年3月31日までの期間に,県内小中高校への講演活動やネット上の有害情報の通報などを通して,インターネットやSNS,スマホアプリなどの危険性や被害にあった際の対処法などの広報活動や,サイバー空間の安全を守るための取組を行いました。
ウクライナ人道支援募金活動を実施
期 間:令和4年4月11日(月)~令和4年7月29日(金)
募金活動場所:弘前大学文京キャンパス大学会館前(人文社会科学部側)
募金箱設置場所:弘前大学地域創生本部ボランティアセンター(文京キャンパス大学会館2階)
【募金総額】124,888円
令和4年2月24日,ロシア軍によるウクライナ侵攻が勃発しました。
地域創生本部ボランティアセンターでは,文京町キャンパス大学会館前(人文社会科学部側)における対面での募金活動およびボランティアセンターへの募金箱の設置を行い、人道支援としての募金活動を実施しました。