2011年9月2日14時より、弘前市役所にて、弘前市、弘前市ボランティア支援センター、弘前社会福祉協議会と弘前大学人文学部ボランティアセンターの話し合いの席が持たれました。開催趣旨は、野田村災害復興ボランティアセンターでの9月5日以降の県外等災害ボランティア募集・受け入れの休止の報を受けて、チームオール弘前の活動の善後策を協議することにありました。
協議の結果、これまで通りバスを運行し、野田村災害復興ボランティアセンターの依頼を受けた瓦礫撤去等の作業から、チーム北リアスと連携したチームオール弘前の自主的活動にシフトする方針が確認されました。基本的には、今後は弘前からの提案型ボランティア活動、例えば、押し花やパッチワーク、木のおもちゃを用いての子どもとの遊びなどの活動を行う弘前市の市民団体の提案をもとに、野田村住民と一緒に作業をしながら話を伺いお茶を飲むなどのボランティア活動を行う予定です。一般市民や学生は、そのような活動を補助したり、野田村の方々とその場を共有することで、今まで通り参加することになります。
活動形態は、チームオール弘前のままで継続し、バスの経費を市が負担し、市民の募集を市ボランティア支援センター、学生の募集を弘前大学人文学部ボランティアセンター、当日のバス事務局を学生事務局と教員事務局が担当します。
以上が主な決定事項です。ボランティアの内容は、瓦礫撤去から共同作業、癒し、傾聴、子育て支援活動などに大きく変化することが予想されますが、チームオール弘前の運営の仕組みは維持されます。また、弘前市の様々な市民団体と協働することで、バラエティーに富んだ活動や経験ができるものと思われます。今後とも引き続きご協力下さいますようお願いいたします。なるべく早く実施できるように調整いたしますので、ご期待下さい。