活動報告

平成30年北海道胆振東部地震による被害の現地調査及び支援活動

日 時:平成30年9月24日(月),25日(火)
場 所:北海道厚真町災害ボランティアセンター
参加者:
ボランティアセンター副センター長
人文社会科学部  教授  李 永俊
ボランティアセンター学生事務局
教育学部2年       菅原 哲
ボランティアセンター学生事務局
教育学研究科1年     垣内雅仁

平成30年9月6日に発生した北海道胆振東部地震により,大規模な地滑りや土砂崩れが発生し多くの人命が失われました。また,大規模な停電や断水により道内広範囲でライフラインが切断される被害がありました。

本学ボランティアセンターでは,当該災害の発生を受け,被害の甚大であった北海道厚真町に赴き,現地視察及び支援活動として災害ボランティア活動を実施いたしました。

現地では様々なボランティアニーズがあり,毎日100名前後のボランティアが活動しているそうです。中でも,現在は主に,「倒壊した家屋の瓦礫撤去」,「避難所内の清掃」,「避難者のお話の傾聴」の3つのボランティアニーズが多くあり,本センターでは「倒壊した家屋の瓦礫撤去活動」を行いました。

現地の住民の方々は,外部からの訪問に対し,不審者などへの警戒心が非常に強くなっているとのことで,厚真町に設置された災害ボランティアセンターへ必ずボランティア登録を行い,専用のビブスを着て活動すること,また,不必要に避難所を訪問しないことなどがアナウンスされていました。

当該活動の詳細な報告につきましては,下記から報告書をご覧ください。

当該活動の活動報告書はこちら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

野田村宿泊学習

日時:平成30年8月11日(土),12日(日)
場所:野田村総合センター体育館,えぼし荘,野田村内

 

本学ボランティアセンターでは,平成23年3月11日に発生した東日本大震災によって甚大な被害を受けた岩手県九戸郡野田村へ,震災直後から人的支援を開始し,毎年継続的な支援をおこなってきました。近年では,災害復興支援から交流活動に方針を移し,茶話会の開催や盆踊り祭りの実施補助など,村民の方々の暮らしとニーズに寄り添った活動を行っており,当該活動の一環として,野田村内の小学生を対象とした1泊2日の宿泊学習を平成27年から実施してきました。
今年度も,震災復興イベントである「LIGHT UP NIPPON」の開催に合わせ,8月11日,12日に宿泊学習を実施し,9名の弘前大学学生ボランティア,12名の野田村小学校の児童が参加しました。
11日には,学生・児童の交流を深めるためにビー玉リレーや風呂敷バレーなどのレクリエーションを行い,その後LIGHT UP NIPPONへ参加しました。12日には『野田村の魅力再発見プログラム』として,“野田村の食材満載BBQ”“野田村まちなか探険隊~のだむらGO~”を実施しました。まちなか探険隊では,子ども達が数グループに分かれ,野田村内を歩き回り,「みりょくスポット・きけんスポット・あんしんスポット」等を見つけて地図に書き込み,最後には自分たちが作成した地図についてプレゼンを行いました。
当センターでは,交流活動を中心とした継続的な支援によって,大災害を風化させることなく,次世代へ継承することが重要であると考えており,今後も野田村への支援交流活動を続けていく予定です。

 

平成30年度第1回市民ボランティア講座~子供の貧困を考える~

日時:平成30年7月1日(日)
場所:弘前大学創立50周年記念会館みちのくホール

弘前大学ボランティアセンターでは,平成27年度から弘前市,弘前市社会福祉協議会と連携し,弘前市の生活困窮世帯の小・中学生を対象に,子ども達の学力向上を通じて貧困の連鎖を断ち切ることを目的とした学習支援活動を行ってきました。市内の行政,地域及び教育関係者の子どもの貧困に対する理解を深めることを目的として,貧困問題や子ども食堂等への対策と支援などを全国に展開している法政大学現代福祉学部福祉コミュニティ学科教授 湯浅 誠 氏を招き,平成30年7月1日(日),「平成30年度第1回市民ボランティア講座~子どもの貧困を考える~」を開催しました。

基調講演として,湯浅 誠 氏から「子どもの貧困 私たちにできること」と題して,子ども食堂は地域交流の場であり,その賑わいから漏れる子を減らすことが貧困対策につながることや,食卓を共にする事で子どもの価値観が育まれるなど,特別なことをしなくてもそばにいるだけで果たせる役割があることなどについてご講演いただきました。
最後に,李副センター長から,問題意識を共有し,できることをできる人からできる範囲内で始めるのが大事であり,活動に参加したい人は弘前大学ボランティアセンターに気軽に相談してほしい旨の総括がありました。

本講座には,高校生,福祉・行政・教育関係者,本学教職員・学生,民間事業者など約170名の方々にご参加いただきました。講演後のアンケートでは「子ども食堂は空腹を満たすだけではなく,子ども会の現代版として地域発展に大きな役割を果たせると気付いた。」,「今また交流の場を求める人が増えている。」,「そばにいるだけの支援などからはじめてみたい。」,「赤信号の貧困は専門家が対応することになるが,黄信号の貧困は地域で支援することができるのだとわかった。」などの意見があり,参加者が地域と子どもの貧困について再考するきっかけとなっただけでなく,各機関の連携交流の場としての役割も果たし,弘前市全体で今後の対策について議論する場となりました。

第1回市民ボランティア講座チラシA4

 

過去の活動については活動報告書をご覧ください。