弘前大学地域創生本部ボランティアセンターでは、令和6年3月10日(日)に弘前大学地域創生本部ボランティアセンター活動報告会を弘前市民文化交流館ホールおよびオンラインのハイブリッド形式で開催しました。
本報告会は、近年頻発している自然災害に対する支援活動について考えることに加え、本学地域創生本部ボランティアセンターの1年の活動を振り返り次年度以降の運営に役立てること、またこれらを通して弘前市民のボランティア活動への理解を深め、活動参加を推進していくことを目的として開催し、オンライン参加者9名を含む約16名の参加がありました。
報告会では、前半に令和6年能登半島地震に関する被害状況及び今後の支援に関する講演を行い、後半に本センターの今年度の活動報告を行いました。
前半では、福知山公立大学地域経営学部准教授 大門 大朗 氏より、今年1月に発生した能登半島地震被害状況、今後必要となる支援及び弘前市から出来る支援についての講演がありました。講演の中では多くの写真や動画を交えての詳細な被害報告がされ、避難所開設や物資の分配、現地で活動する支援者の受け入れ等に関する課題の他、弘前の人ができる支援や注意点について述べられました。
後半では、当センターの学生ボランティアから今年度の活動報告が行われ、野田村支援交流活動や学習支援ボランティアについて、学生自身が感じたことなどが述べられました。その後、李センター長と大門氏の対談が行われ、行政・被災者・外部の人達の連携の難しさや、避難所の設置・運営等に関する課題について触れられました。
参加者からは「能登半島地震の実情などを詳しく学ぶことができ、とても参考になった」「活動している学生の皆さんの思いに元気をもらった」などの声が聞かれました。
弘前大学地域創生本部ボランティアセンターでは、今後も対面やオンラインを活用しながら様々な活動を実施していく予定です。