令和4年度弘前大学地域創生本部ボランティアセンター活動報告会を開催しました

 

 弘前大学地域創生本部ボランティアセンターでは、令和5年3月10日(金)に弘前大学地域創生本部ボランティアセンター活動報告会を弘前市民文化交流館ホールおよびZoom配信のハイブリッド形式で開催しました。
 本報告会は、弘前市と協力して行った令和4年8月大雨災害支援ボランティアを中心に、本学地域創生本部ボランティアセンターの1年の活動を振り返るとともに、現在抱えている課題を洗い出し、次年度以降の運営に役立てること、および弘前市民のボランティア活動への理解を深め、活動参加を推進していくことを目的として開催し、Zoom参加者8名、登壇者6名を含む約30名の参加がありました。
 報告会では、前半に令和4年8月の大雨災害支援に関する活動報告および意見交換、後半にその他の当センター活動に関する報告を行いました。
 前半では、初めに青森中央学院大学経営法学部准教授 中村 智行氏より、昨年の大雨災害における鰺ヶ沢町での浸水被害状況についての調査報告や、住民の避難行動に関する研究の報告がありました。次に、弘前市農林部りんご課長 澁谷 明伸氏より、弘前市内の被害状況やりんご園地清掃ボランティア活動に関する報告、ボランティア活動参加者の声の紹介等がありました。続いて、本学柔道部 村上 昴藍氏、人文社会科学研究科 塚本 晴智氏より、弘前市内りんご農園清掃ボランティア活動に参加した際の様子、感想が述べられました。その後、李永俊センター長と4名の発表者によって、今後の災害支援活動に関する意見交換がされました。
 後半では、当センターの学生ボランティアから今年度の活動報告が行われました。学生は、野田村支援交流活動や学習支援ボランティアについて、参加後に自身が感じたことなどを述べました。
 参加者からは「色々な方のそれぞれの視点での報告を聴くことができてよかった」「ボランティアセンターが実際にどの様な活動をしているか今までわからなかったが、様々な活動に参加されている事を知った」などの声が聞かれました。
 弘前大学地域創生本部ボランティアセンターでは、今後も対面やオンラインを活用しながら様々な活動を実施していく予定です。

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