令和2年度野田村交流活動(追悼行事)パブリックビューイングを開催しました

弘前大学地域創生本部ボランティアセンターでは、令和3年3月11日(木)に令和2年度野田村交流活動(追悼行事)のパブリックビューイングを開催いたしました。

今年度の野田村交流活動(追悼行事)は新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、現地へは教員と学生のみが参加し、追悼行事と野田村の復興状況のリポートが行われました。パブリックビューイングは弘前文化センターにて開催され、約20名の方が参加しました。また、県外では大阪大学でもパブリックビューイングが行われ15名が参加したほか、大阪大学の学生の皆さんのZoomからの参加がありました。

本事業の前半は、震災の記憶、経験や教訓を忘れず後世に伝承するために設置された野田村保健センターの復興展示室から中継を行い、震災直後の状況や現在の状況について野田村民の復興ガイドの吉田さんから解説が行われ、当時の状況について参加学生と質疑応答などがされました。また、追悼式会場であるほたてんぼうだいへの移動中には、現在の野田村の町の様子をバス内から中継しました。

事業の後半はほたてんぼうだいに設置された大津波記念碑の前で東日本大震災追悼行事が行われ、地震発生時刻の14時26分にサイレンが鳴り、黙とうが行われました。

 参加者からは、「コロナで野田村へ行くことはできなかったが、リモートで野田村の様子が見られてよかった」「早く野田村に行きたい」などの感想が寄せられました。

 本センターでは、震災の記憶を風化させず、野田村との交流を活発にするために、今後も野田村交流活動を継続して実施する予定です。

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