日別アーカイブ: 2021年3月19日

株式会社栄研から地域創生本部ボランティアセンターに不織布マスクを寄贈いただきました

本学地域創生本部ボランティアセンターに対し,弘前市を中心に食事宅配サービスなどを展開している株式会社栄研から,不織布マスク5000枚寄贈の申入れがあり,令和3年3月3日(水)に同社への感謝状贈呈式が開催されました。

 寄贈いただいたマスクは大学生のボランティア活動時に活用する予定であり,感謝状贈呈式に出席した理工学部2年 平 涼菜さんからは「応援いただくことが活動の励みになります。対面での学習支援活動も行っているのでマスクを活用して子供たちとともに学んでいきたい」と感謝の言葉を述べました。

 マスクを寄贈いただいた同社取締役品質保証室長 伊藤 恒保 氏からは私たちは食事の提供,学生の皆さんは学習支援という形で,子どもたちのサポーターという同じ目的に向かっており,これからの活動を応援している旨のお言葉を頂きました。

 地域創生本部ボランティアセンターでは,学習支援,被災地支援交流活動,除雪ボランティアなど様々な形で地域の課題解決に資する取り組みを行ってまいります。

令和2年度野田村交流活動(追悼行事)パブリックビューイングを開催しました

弘前大学地域創生本部ボランティアセンターでは、令和3年3月11日(木)に令和2年度野田村交流活動(追悼行事)のパブリックビューイングを開催いたしました。

今年度の野田村交流活動(追悼行事)は新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、現地へは教員と学生のみが参加し、追悼行事と野田村の復興状況のリポートが行われました。パブリックビューイングは弘前文化センターにて開催され、約20名の方が参加しました。また、県外では大阪大学でもパブリックビューイングが行われ15名が参加したほか、大阪大学の学生の皆さんのZoomからの参加がありました。

本事業の前半は、震災の記憶、経験や教訓を忘れず後世に伝承するために設置された野田村保健センターの復興展示室から中継を行い、震災直後の状況や現在の状況について野田村民の復興ガイドの吉田さんから解説が行われ、当時の状況について参加学生と質疑応答などがされました。また、追悼式会場であるほたてんぼうだいへの移動中には、現在の野田村の町の様子をバス内から中継しました。

事業の後半はほたてんぼうだいに設置された大津波記念碑の前で東日本大震災追悼行事が行われ、地震発生時刻の14時26分にサイレンが鳴り、黙とうが行われました。

 参加者からは、「コロナで野田村へ行くことはできなかったが、リモートで野田村の様子が見られてよかった」「早く野田村に行きたい」などの感想が寄せられました。

 本センターでは、震災の記憶を風化させず、野田村との交流を活発にするために、今後も野田村交流活動を継続して実施する予定です。