活動報告」カテゴリーアーカイブ

弘前大学地域創生本部ボランティアセンターが弘前市と共催で『令和2年度第2回除雪ボランティア』を実施

弘前大学地域創生本部ボランティアセンターでは、弘前市と共催で、令和3年2月20日(土)に除雪ボランティアが、富田大通りの除排雪を行いました。本事業には学生30名、教職員3名、弘前市職員等合わせて約40名が参加しました。

今年2回目となる今回の活動は、あいにくの雨となり悪天候の中での活動となりました。参加者は前日までの大雪により歩道の固まっている寄せ雪の除雪を中心に除排雪活動を行いました。前回に続き、除雪ボランティアを積極的に実施している弘前大学柔道部の参加もあり、参加者は雨の中でしたが和気あいあいと活動を行いました。

本センターでは、毎年除雪ボランティアを募集しております!
今年の活動は終了しましたが、皆様のご参加を来年度もお待ちしております。

全体集合写真
除雪ボランティアの様子

本学が中核となって参画するチーム北リアスが復興庁主催「新しい東北」復興創生顕彰を受賞しました!

 令和3年2月22日(月)に仙台サンプラザにて「新しい東北」復興創生顕彰式典が実施され,本学が中核として参画するチーム北リアスが標記について受賞しました。

 本学は、平成23年3月11日に発生した東日本大震災により甚大な被害を受けた岩手県九戸郡野田村に対して支援・交流活動を行う弘前市、八戸市、関西の有志らによるネットワーク団体である「チーム北リアス」の中核を担い,「チームオール弘前(弘前市,弘前大学など)」として震災直後から今日まで活動してきました。

チーム北リアスは震災直後の瓦礫撤去や泥すくいから,茶話会などの交流活動,盆踊り大会の開催などによるコミュニティ形成支援,野田村の子ども達への学習支援など,その時の被災地の課題に合わせて様々な活動を継続しています。

この度、チーム北リアスの活動が評価され,復興庁が主催する「新しい東北」復興・創生顕彰を受賞することとなりました。これは,単なる現状復帰にとどまらない,より魅力的な「新しい東北」の創造に大きな貢献を行っている個人・団体が表彰されるもので,チーム北リアスがこれまでに行ってきた継続的な復興支援が表彰されるものです。

 弘前大学地域創生本部ボランティアセンターでは,今年度はコロナ禍の影響を考慮しオンライン上での活動を実施しており,今後も交流が途切れることの無いよう様々な形で活動して参ります。今後とも,皆様のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

◆受賞団体名 「チーム北リアス」
【チーム北リアスの主な所属機関】
・チームオール弘前(弘前大学,弘前市,弘前市社会福祉協議会など)
・八戸工業高等専門学校,京都大学,大阪大学,関西学院大学,首都大学東京
・日本災害救援ボランティアネットワークなど
◆本学における野田村支援交流活動の取組について
https://huvc.net/?page_id=3040

 

令和2年度第2回市民ボランティア講座『With コロナと災害ボランティア』を開催

弘前大学地域創生本部ボランティアセンターでは、令和3年2月5日(金)に弘前大学創立50周年記念会館にて、今年度2回目の市民ボランティア講座「With コロナと災害ボランティア」を開催しました。

本講座では、今年度の新型コロナウイルス感染症拡大の影響を踏まえて、改めて災害ボランティアの活動の意義を学ぶとともに、コロナ禍における救急救命について学ぶことを目的として開催した。当日は会場参加者18名、ZOOM上からの参加者4名の計22名の参加となりました。

本講座は2部構成で開催され、第1部では学校法人八商学園 秀岳館高等学校災害ボランティアチームから高校生3名が登壇し、コロナ禍における災害ボランティアの経験について講演あり、災害ボランティアのやりがいや大変さとともに、コロナ禍であったからこその苦労などについて高校生の視点から報告がありました。参加者からは、「高校生から生の経験についてのお話が聞けて感銘を受けたとともに、中川校長先生をはじめ、生徒たちが中心となり学校全体でボランティアに取り組む姿勢が素晴らしかった」などの声が寄せられました。

第2部では、弘前医療福祉大学救急救命会の皆様を講師にお招きし、コロナ禍における救急救命のやり方について、実践を交えた体験が行われた。傷病者の反応確認は距離を保ちながら行うことや、心肺蘇生時には口元をハンカチ等で覆うことなど、新型コロナウイルス感染症を防ぐための救急救命法について説明がありました。会場では様々な年齢層の参加者が、講師の方の説明を受けながら訓練用人体モデルを使用して実際に訓練を行いました。また、実際に人体モデルがなくても、ペットボトルを使用することで、家でも胸骨圧迫の練習ができるなどの情報が提供されました。

本センターでは、災害に関する知識等を継続して学ぶことが重要であると考えており、今後も継続して防災に関する講座を実施する予定です!

 

『令和2年度第1回除雪ボランティア』を実施

弘前大学地域創生本部ボランティアセンターでは,弘前市と共催で,
令和3年1月30日(土)に除雪ボランティアが,弘高下駅から旧ユーマート交差点までの除排雪を行いました。本事業には学生28名,教職員4名が参加し,弘前市職員,弘前防災マイスター連絡会,町内会の皆さま,合わせて約70名による除排雪活動となりました。また,本事業を実施するにあたり,活動拠点として駐車場をご提供くださいましたセブンイレブン弘高下店に感謝申し上げます。ありがとうございました。本センターでは平成24年度から,弘前市道路維持課と連携し,主に買い物路や通学路の除排雪ボランティアを行ってきました。

第1回目となる本活動はかなりの積雪があり,雪の降る中,町民の方や防災マイスター連絡会の方々から熟練の除雪スキルを学びながら学生による力強い除雪作業が行われました。本事業のみならず除雪ボランティアを積極的に実施している「弘前大学柔道部」の参加もあり,オリジナルのベストを着用し,先頭に立って活動に参加していました。

本センターでは今年度2回の除雪ボランティアを予定しており,
次回は令和3年2月20日(土)12:00から,富田大通りにて実施予定です。第2回目の除雪ボランティアは現在募集中ですので,運動不足解消しながら地域に貢献する除雪ボランティアに多くの皆さまのご参加をお待ちしております!(参加対象は本学教職員・学生です)
参加をご希望の方は、下記投稿をご覧になり申込をお願いします。

令和2年度第1回市民ボランティア講座『子どもの居場所づくりフォーラム』を開催

日時:令和2年11月29日(日)
場所:弘前市総合学習センター大会議室

弘前大学地域創生本部ボランティアセンターでは,一般社団法人みらいねっと弘前と共催で,令和2年11月29日(日)に弘前市総合学習センター大会議室にて,今年度1回目となる市民ボランティア講座「人が繋がる地域の居場所づくりについて」を対面型とオンラインのハイブリットで開催しました。本センターでは平成27年度から,弘前市,社会福祉法人弘前市社会福祉協議会と連携し,弘前市内の生活困窮世帯の小・中学生を対象に,子ども達の学力向上を通じて貧困の連鎖を断ち切ることを目的とした学習支援活動を行ってきました。また,昨年度からは子どもの貧困問題へ積極的に取り組み,公開講座の実施や青森県社会福祉協議会等と連携し,市内子ども食堂の充実に向けた取組を実施してきました。本講座は,子どもが自分らしく過ごせる子供の居場所づくりにかかわる人々と、よりよい子どもの居場所をどのように作り上げていくかを語り合うことを目的として開催されました。

当日は、会場での参加が48名、オンライン(ZOOM)での参加が14名、青森市に設置されたパブリックビューイングからの参加が10名,合計で72名の参加がありました。講演中のワークでは、初対面同士でありながらも、参加者同士が活発に意見交換をしあう場面がみられました。また、会場とオンラインの参加者から講師やシンポリストに対して、事業モデルやボランティア活動など様々な観点から活発に質問があり、参加者が一体となって子どもの居場所づくりについて考える機会となりました。

本講座は2部構成で開催され、第1部は基調講演として、石巻市こどもセンターらいつ事務局長 吉川恭平氏を講師に迎え、「子どもの育ちとよりよい居場所づくり」をテーマとして、講演が行われました。講演では、子どもセンターらいつのコンセプトや建設プロセスについて説明があった後、子どもが安心して自分らしくいられる環境づくりや、子どもが1人の主体としていられる環境づくり、地域で子どもを見守る環境づくりについて講演がありました。その中で、子どもを1人の人として向き合い、話を聞き、声を拾い上げる大人の存在の重要性などについて講演がありました。

第2部は、基調講演講師の吉川氏、子ども食堂すこやかプロジェクト事務局長 佐藤まさ 氏、株式会社池田介護研究所代表取締役 池田右文氏の3名をパネリストに迎え、本学人文社会科学部教授・ボランティアセンター長 李 永俊の進行のもと、「子どもにとってよりよい居場所づくりのつくり方」をテーマとしたパネルディスカッションが行われました。まず、佐藤氏、池田氏から、現在行っている事業について説明があったのち、参加者との間で議論が交わされました。参加者からは、金銭面や物資面のやりくりに関する内容など、運営面に関して、より具体的な質問が挙がるなど、パネリスト・参加者双方でよりよい子どもの居場所をつくるために必要なことを真剣に考える時間となりました。

本センターでは今後も地域課題解決に資する様々な取組を行っていく予定です。